移動運用(MOBILE) de JF2ABZ
これがいかにも、工夫のしがいがある所で、各局のアイデアが発揮される ところです。
私の車に積んである無線機は、短波と50MHz、144MHzの全電波形式と、144、430MHzのFMの無線機が積んであります。走行しながら、出せる電波は、アンテナの関係で、7MHz、50MHz、144MHz、430MHzだけです。メーカー製もありますが、半分は自作、自分で作っています。もちろん、大きなアンテナを持っていって、原っぱや堤防などで設置すれば快適な運用が出来出来ます。最近では道の駅からの運用をされる方が多くいますが、あまり大きなアンテナは目立ってしまうので、最近遊んでいるSRAは最適ではないかと思っています。
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モービル運用10
<新しいマイカー> 「NISSAN MARCH」
プロフィールでも書きましたが、車を新しくしましたのでそれに合わせてモービル局も替わりました(笑)
無線機も依然と同じ、TW-4100とIC-706のラインナップは変更ありません。そのまま移設しただけですが・・・・見た目は一緒でも取り付けには大変苦労しました(笑)。軽自動車に比べると、やはり乗用車ですからかなりしっかりしたつくりになっているため、下から除いただけでは上手く設置が出来ませんでした。もともと、購入時にオーデオレスで発注したので実はスピーカーも付いていません。
それはちょっとしくじったかなとも思いましたが、結果的には車重の軽量化に貢献していると(納得するしかない)(笑)本当にシンプルな基本仕様で何にもついてないという感じですがかえって私はいい感じに思っています。今回は電源の取り方はちょっと変更になっていてTW-4100もバッテリー直結でつなげていますので、電源を入れっぱなしにはできません。以前はACCの予備回路から引っ張ってきていましたが、今回はヒューズボックスが変な処にあるのと、小型ヒューズだったので、手持ちがないために直結にしました。


アンテナ基台
アンテナ基台は3個取り付けました。すべてバックドア(ハッチバックドア)です。上端に2個つけて、ここはUVのアンテナが2本になります。一本はTW-4100に、一本はIC-706の144MHz用につないでいます。HFと50MHz帯は下側につけた基台につながっていて長いホイップが付けられるようにしています。
(2017/4/16) 

アンテナ基台の裏にアルミテープによるグランドコネクト
アンテナ基台のうち、ハッチバックに着けたものはアースに接続する必要があります。50MHzのホイップでノンラジアルではない物があるためです。そこで以前は配線をつなげてやっていましたが、あるFB友さんがアルミテープによる容量結合でいわゆるアースマットにしている記事をみました。これは行けるかもしれないと早速、真似させていただきました。
結果は見事正解。ノンラジアルとSRAは変化ありませんでしたが、アースタイプのアンテナは激変でした。しっかりアースが出来るとちゃんと動作するのがわかります。あたりまえなんですが・・・・・(笑)

(2017/05/05) 

アンテナ基台修理?
ハッチバックの下側に付けた基台ですが、確度調整用のねじが固着してしまい無理に回したら折れてしまったので修理しました。ドリルでネジを削り空けて、貫通穴にしてボルトナットで固定しました。角度調整が工具を必要とするようになってしまったのでやりにくくなってしまったのですがまあ、取りあえずは、使えるのでいいでしょう。新しく買うとなるとやはり数千円の出費となり痛いので・・・・・(笑)

(2019/03/28) 

モービル運用9
<新しいタイヤベース> 「まっつぐ大将」
西東京市(旧・田無市)にある、田無タワー内の「FBサウンド田無」ウェブハムショップで取り扱っているオリジナルのアンテナマストを立てる、タイヤベースを入手しました。
2012年2月に用事があり、東京に出かけた際の帰り道に寄って購入しました。このタイヤベースは良く出来ており、名前の通り多少の傾斜地でもマストをまっすぐに立てることが出来ます。コレにより、自作のタイヤベースは引退。やはり専用に出来ているものはとても品質がいいですね。鋼鉄製で頑丈(ちょっと重いけど安定性抜群)塗装も亜鉛溶融メッキになっており、錆びにくい仕様になっています。
思う存分アンテナが建てられるようになりました。
ただ、現在の使用マストが逆に細くて締められないので、前の自作ベース同様、塩ビパイプを噛ませてあります。

<FBサウンド田無>
ここを知ったのは、インターネットでサイマル放送している、FM西東京の番組「QRL」です。この番組はアマチュア無線に特化した超ヲタク番組で、冒頭CW音から始まります。(かなりマニアック(^^))
毎週木曜日の23時半から24時の放送。もちろん岐阜はサービスエリアではないので、インターネットを介したサイマル放送で聞いています。その番組の提供になっているのが、「FBサウンド田無」です。
なお、番組ではリスナーからのメールを募集しています。無線でのこだわっていること。面白いことなど電子メールで送ってください。番組で読まれると、番組特性のステッカーがもらえます。(宣伝料はもらってませんよ・笑)
私も何枚か頂きました。車に貼っていますが、位置変更が出来るように、マグネットマットに貼ってから車につけています。なかなかナイスです。
(2013/8/17) 

モービル運用8
<コントローラーの位置をさらに変更>
モービル運用7で移設したコントローラー部ですが、車の標準のラジオが壊れたのを契機に、また移設しました。
AMラジオが受信できなくなってしまったので、しばらくはFM放送を聞いていましたが、通勤時にはやはりAM放送で東海ラジオを聴いていたいとおもい、しばらくはIC706の広帯域受信機能でAM放送を聴いていました。通勤だけなので、音楽はまず聴きません。ならばカーラジオもいらないのでは?と思うようになり、思い切ってカーラジオは撤去、空いたスペースにおあつらえ向きとばかりに、念願の一等地へコントローラーを引越しさせました。
取り付け後、安定度はバツグン。変ながたつきもなく、ボタンもカチッとおされて良い感じです。

これで、名実ともに完全な「無線車」になりました。(笑)




モービル運用7
<コントローラーの位置変更>
今まで運転席の右側フロントダッシュパネル上に設置していた、IC-706のコントローラーを位置変更しました。エアコンスイッチの下にスペースがあり取り付けられないかと考えていました。本日、そのコントローラーを移設しました。取り付け方法は写真を見て頂ければわかりますが、要は灰皿を使用しないのでこのスペースが無駄になっていました、そこで、利用することを考えつきました。
具体的には、金具を固定する場所を、始めは灰皿を外してそのレールを使って固定しようかと考えていました。しかし、灰皿は使わないので、中は綺麗なままです。そこで金具を中に入れることにしました。また、滑り止めシートを折りたたんで入れているので、ちょっとのことでは滑ってとれることはないと思います。単純に差し込んでいるだけですが、結構安定しています。コントローラー背面の取付金具はもちろん流用しています。

<運用スタイルの変更>
上のコントローラー位置変更により、いままでは運転席でしか無線の運用が出来ませんでしたが、助手席でも操作が出来ることになり、運用スタイルを少し変更できました。これまでは、パソコンを助手席のシートにおいていましたが、助手席に座れるので、そこでパソコンを操作できます。体がよじれないので楽になりました。

板は特に固定していません。パソコンが小さいのと、長時間使用だと結構熱くなりますのでそのためにも、板を一枚使って机代わりになっています。
(2010/11/24) 

モービル運用6
<運用形態>
アンテナの項で盛んに書いていますが、ここ最近の移動運用の形態は、殆どがスーパーラドアンテナ(SRA)を使用したものになっています。このアンテナは非常にコンパクトな割りに、受信感度もよく飛びについてもそう大きなマイナスゲインではないように感じています。
全く新しい理論で動作していますので、いままでのようなアンテナの概念を覆しています、そこが面白くて大変なハマりようになっています。現状は7MHzを中心に作成しており、冬に向かって3.5MHzのSRAも再度作成していこうと思っています。特に、3.5MHzは普通は短縮系のアンテナしか使用できないと思いますが、SRAなら単なる短縮ではなく、1mにも満たない大きさでそこそこの性能が発揮されるので、大変な武器?になると思います。特に道の駅などの人目があるような場所でのHF運用にはいいのではないでしょうか?


<アンテナ形態>
アンテナの形態についてはこれまでの常識を脱していますので見た目にはEHアンテナの親戚かと思えますが、動作は全く違うようです。詳細についてはアンテナの製作の項で見ていただけばいいのですが、簡単に言えば電磁誘導の原理を利用した画期的なアンテナといえそうです。つまり、磁力線でシリンダに渦電流のようなものを発生させてそれが電波の発生をさせると聞きました。
基本的な構造は、写真でも分かるかと思いますが、塩ビの筒にアルミホイルや、アルミ板、銅薄板を円筒に加工してシリンダとして、その下へ同調コイルを巻き、さらに給電用にリンクコイルを巻いた。それだけです。周波数を同調させるには、固定Cを形成して調整できるようにも出来ます。(アルミのパイプを下から挿入)
また、この形態でのアンテナでモービル用も作成しています。詳細についてはアンテナ製作の項でご覧ください。

(2013/11/25) 

モービル運用5
<電源の配線>
何度か運用しているうちに、大声で必死に呼んでいると、電源が落ちるという症状がではじめました。つまり、容量不足ということです。10w程度のパワーでは問題ないようですが、さすがに、フルで50wを出すとだめらしい。やはりそうなると、どうしても直接配線したくなり、実施しました。
本来なら、バルクヘッドを貫通するような穴を見つけて、通してあげればいいのですが、見つかりません。したがって、アベニールでもやっていた、ドアの隙間から配線する方法をとりました。安全のためにバッテリー直下にヒューズを入れています。


<ノイズフィルター設置>
また、直接なのでおそらくはオルタネータノイズは少ないと思いますが、念のためトロイダルコアに電源線を巻いて、フィルタとしています。50MHzFM、7MHz・3.5MHzSSBで確認してみましたが、「ヒューヒュー」というようなノイズはありませんでした。

(2009/11/6) 

モービル運用4
休日にアンテナの柱をステーロープなしで自立できる(風が無いときですが)タイヤベースというものを作りました。材料はスチール棚で使うLアングル(穴付き)の短い物をつかって組んでみました。
材料費用は大体4000円くらいで、まあなんとか使えそうな感じには出来たと思います。夕方、試しにアンテナをのせてみましたが、ホイップ程度では全然問題なしでした。その後、右のように改造を実施。設置が楽になりました。それと、別なアイデアが浮かびました。マスト自体が絶縁されるので、アンテナエレメントにならないかと思っています。そのうち実験してみたいと思っています。

 (2009/8/31)
その後、もっと設置を簡単に出来ないかと考え、塩ビ配管をはさんでみました。これにマストを差し込んで設置完了となるので簡単です。径が若干太いので薄い塩ビ管の継ぎ手をCの字にカットして挟み込みます。回転に少し抵抗があるようになるので風で八木アンテナが回らないと思います。
その後、マストドライブの実験をしてみました。マストを一杯に伸ばして約6mほどあるのですが、このままでは7MHzには短いと思い、50MHzのホイップを取り付けてアースとエレメントをアルミホイルで短絡させ、合計で約8mのエレメント長になったと思い、あとはチューナーで合わせこんで調整してみましたが、7MHzでなんとか同調が取れたものの3.5MHzは全く駄目でした。ただし、7MHzでもアナライザでは良いが、実際に電波を出すと、安定せず、トランシーバに回り込むのか、スピーカーからノイズが聞こえます。グランドが例のアースマットを使用したのでその影響かもしれません。
今回はあきらめて、他の方法を考えていくことにします。→その後、7MHz移動用アンテナその3を作成しています。結局原点回帰ではないですが、釣竿にリード線という構成で、チューナーで乗せます。

 
(2009/10/6)

モービル運用3
この五月連休中に、昨年、車を替えたので移動の方法も変更する必要に迫られて、軽く「練習」のつもりで移動してみました。 金具を忘れたため、モービルホイップを八木のエレメントをつかってGP化して使っています。当初の八木による運用は試せなかったのですが、問題点というか、改善点も見えてきました。

まずは、紐でステーを取って自立させているがやはり木が邪魔。右側の土手の上が開けているのでそこにアンテナを立てたい。加えて、広い場所なら自立させるのにやはりタイヤベースなどで、ある程度の風でも自立が保てる方法にしたい。 (自作するかな・・・・アングル組んで)。ビームアンテナなので、ローテーターが使いたい。(でも、電源が問題、発発が必要・・・修理しなきゃ・・・) ルーフキャリアを利用した固定は出来ない。調べたらPINO用のルーフキャリアは設定がなかった。

交信したのは数局。こちらから呼んだり、CQを出したり。まあ、このスタイルでも運用は可能ではあるのですが、やはり、VHFでは八木アンテナが使いたい。
   
(2009/5/5)

モービル運用2
2008年9月にアベニールが寿命になったので車を買い換えた。これまでずっと大きくする方向で代えていたが、使用頻度が通勤が中心で、たまに移動して近所で運用となったためである。また、 ガソリン価格の高騰が影響して、いっそ軽自動車の方が効率が良いのではないかという事になり、ならば一番安いのでもいいかということ。しかもかなり燃費が良いというのも選択肢に はいり、日産のPINOになった。
ざっくり計算すると、前のアベニールの燃費とPINOの燃費で比較すると倍ほど違うので、170円/L位だと燃料代だけで車の支払いが出来てしまうような計算になる。それ じゃあ最近調子もあまりよくないし、買い換えるか!ということになりました。
で、早速引き取りを行って夕方帰宅してから、無線機を取り付ける作業に入った。プロフィールの項でも少し書いたが、さすがに軽自動車。そんなに凝ったつくりにはなっ ておらず前席の下へ潜ってインパネの内側を見ると簡単な構造になっているようだったので、カーオーデオの空きスペースへ取り付けた。

まずは、内装の取り外しだが、押し込み式ではまっているだけなので、表面パネルを引き剥がして、内部の固定金具をねじを外して取り出し、オーデオ装置が上段に入っているので、 下段に無線機を着けようかと思ったが、操作性では上の方がいいかなと、上下を入れ替え。また、固定するのに、若干サイズが違うため、ステー金具を折り曲げて固定用の金具を作り それで固定するなどで、無線機を取り付け金具へ固定した。その後は、ケーブル類を取り付け、パネルを戻してひと段落。アンテナはリアゲートへ取り付け。電源は、ヒューズBOX の余り端子にACC連動でONになるところがあるのでそこから取り出ししました。(これは以前も行っていた方法)無線機の出力10Wなのでこの方法でも問題はないようです。
IC−706は今回は取り付けないことにしました。もともと、移動運用のときしか使わないので、今後は必要なときのみ積み込んで運用するように工夫していきたいと思っています。 電源が問題(バッテリーから直でつなぎたい、50W出力のため)だが、今後の課題である。

(2008/10/5)

  IC−706を運用する機会が結構あるため、常設として取り付けることにした。電源が問題としていたが、安定化電源を使い、アンテナの変わりにダミーロード(固定抵抗)を使って電流の確認をしたところ、 SSBでは15A程度しか流れないことが分かったので、おそらく現在の取り出し方法でも問題ないだろうと思い、TW−4100の配線から分けてとることにした。問題はそれより、 コントローラーの取り付け方法の方で、すでにTW4100があるため、設置スペースがない。そこで、以前買ってはみたが、つかってなかった専用スタンドを探して両面テープを貼 りなおして取り付けてみたところバッチリ。また、本日は元旦ということもあり、恒例のオンエアミーティングをするべく、堤防へ行ってアンテナ設置しコールしたが、 敢え無く空振り、というか、混み込み状態でしかも、設定した周波数には記念局が運用中。これは、駄目かもの予感通り、仲間内とは誰とも会えず仕舞いとなった。
また、50MHzのアンテナをハッチゲートの下の方へ取り付けたがSWRが下がらないので、やはりボディーの影響かと思い、ハッチゲートの上のほうへ移設したところ、問題なく使用できた。アベニールとは形が違うので厳しかったか(笑)

(2009/1/1)          
          

モービル運用1
新型アベニールに車が変わったころにIC-706を購入。写真のように取り付けていました。オーディオが3段スペースのうち一番下が空いていましたのでここへ取り付けていました。その下のスペースは物置でしたが、TW-4100を突っ込んで金具を両面テープで留めていました。
アンテナは写真のように釣竿を利用してリード線を引き回し、自作アンテナチューナーで乗せていました。7MHzと3.5MHzに出ることが出来ました。
ic-706_01
車が変わってすぐのころの状態  ある日の移動運用の写真 自作のマニュアルアンテナチューナー
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